2008年に出会ったピラティスは、私に様々な影響を与えてくれました。
年齢を重ねても美貌と体型を維持できれば嬉しいですよね。
人間の体は複雑な動きに対応できるよう何層もの筋肉でできています。
ピラティスは、基本の“呼吸方法”で、深層筋肉(インナーマッスル)に意識を向け、
身体のバランスを整えながらボディラインを引き締めるエクササイズです。
体力アップや健康増進、起こり得る病気ケガの予防、なめらかな柔軟性、
基礎代謝がアップして太りにくくなったり、深い呼吸で酸素を取り込むことによって
体内やお肌にも、リラックス癒し等、ココロにも様々な効果をもたらします。
運動経験や年齢に関係なく始められるピラティスでご自身のカラダの声を聴いてみませんか?
ピラティスとは
ピラティスは創始者ジョセフ・ピラティス氏の名前からきており、日本に波及したのは2000年頃。ヨガと比べると歴史の浅いメソッドで、その特徴を一言で表すと「体幹を意識してインナーマッスルと、アウターマッスルを強調して動かす為のトレーニング」です。
よく混合されるヨガとは、マットの上でする運動であるという点は似ていますが、最も大きな違いは使う筋肉、意識する筋肉、アプローチする筋肉が違う点にあります。
ピラティスは表層部の筋肉(アウターマッスル)だけに頼らず、深層部の筋肉(インナーマッスル)に意識をむけます。
インナーマッスルはゴムのように伸び縮みして骨と関節を繋いでおり、うまく使えていると、新品のゴムのようになるため四肢が軽い力で使えるようになるのです。
逆にこのインナーマッスルがうまく使えていないと、伸びきったゴムのようになり、アウターマッスルに負担がかかるため、肩こりや腰痛の原因に繋がります。
つまりインナーマッスル&アウターマッスル両方のバランスが大切なのですね。
ピラティスの歴史
ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティス氏は第一次世界大戦時、捕虜となり看護士として活動していました。ベッドの上で幾日も寝たきりの負傷兵を見ていたピラティスは、彼等の筋力が衰えないようにとベッドのスプリングを改造し、寝たきりになってもできるエクササイズを考案しました。
その後モダンダンスやバレエなどのダンスコミュニティが人気の時代、アメリカに移住し、ニューヨークにスタジオを開設。
膝にケガを負ったダンサーが2~3回のレッスンで再び踊れるようになったり、パフォーマンスが上がったりという成果が得られたのです。その後ダンサーだけでなくアスリートや、ハリウッドのセレブの間で広まり、2000年頃日本にも波及しました。
ピラティスの効果
年齢を重ねても美しい体型を維持
身体のバランスを整えてボディラインを引き締める
よりよい柔軟性
体力アップ
筋肉状態を維持、向上
循環機能刺激、改善
深く効率的な呼吸
血液への酸素供給
ストレス軽減
胃腸の筋肉に刺激、消化系改善
透明感のある肌
脂肪燃焼
免疫システムへの刺激
など。